Q.エピティコン糸を使用しますか?
A.当院では糸リフトの際にはエピティコン糸を使用しております。
エピティコン糸は当院のチョン·ヨンチュン代表院長が特許開発した溶ける糸で、溶ける性質を持ちつつも糸の強度・牽引力・固定力が強い為、重い組織のリフティングにも適しております。
また、少ない本数でも組織の挙上効果が期待でき顔全体に使いやすい糸です。
Q.施術部位はどこですか?
A.
本施術は顔の中顔面を対象とします。
中顔面とは簡単に言えば、鼻先と頬骨を基準にその下の頬・顎の事です。
老化が進行したり先天的に頬や顎の部位の皮膚や組織が垂れ下がっている場合、リフティングにて改善が可能です。
Q.リフティング効果はどの位有りますか?
A.
頬と顎ラインの弛みを改善し、相対的に頬骨部位のボリュームが失われている場合には組織を移動させ、ボリューム形成を行う事が可能です。
頬や顎の部位に脂肪が多い場合は顔の脂肪吸引を並行して行い、持続期間とリフティング効果を更に高める事が出来ます。
Q.糸は何本入りますか?
A.
糸の本数はカウンセリングにより適正本数を診断致します。
お顔全体のリフティングには基本的に20~30本以上の糸が使用されます。
しかし糸の本数が多ければ良いと言う事ではなくむしろ痛みや異物感を誘発する事が御座います。
当院では牽引と固定を同時に行いやすいマルチユニット構造のエピティコン糸を使用して、効率的なリフティング施術を目指しております。
Q.効果の維持期間はどの位でしょうか?
A.
糸リフトは引き上げた皮膚組織が癒着するのに個人差が有る為、半永久的な反面を持つと共に溶ける素材の糸(PDO)は1年~1年半の間に溶けて分解されます。
施術後の自己管理を行う事で、アンチエイジング効果を長続きさせる事ができます。
また顔の脂肪移植や脂肪吸引手術を並行し顔の輪郭改善を同時に行った場合には、老化改善効果がより長く維持されます。
Q.傷跡はあまり残りませんか?
A.
切開を殆ど行わない為、傷跡としては注射痕が糸が挿入された部位に出来ますが、時間が経つにつれて徐々に薄くなって目立たなくなります。
個人差により異なりますが時間が経っても傷跡が気になる位残っている場合には、レーザーなどを使用した傷跡管理プログラムが傷跡緩和に大きく役立ちます。
Q.手術後の注意事項は何か有りますか?
A.
手術後1~3日の間は小さな衝撃でも出血して血腫が生じることがあります。
その様な場合には慌てずに、出血部位を清潔なガーゼやティッシュで3分間軽く押す事で出血を止める事が出来ます。
手術部位には水が入らない様に注意して頂き硬い食べ物を食べたり、口を大きく開ける事は手術部位が完全に回復する迄は控える様にして下さい。
長時間、頭を前かがみにする姿勢も禁物です。
少なくとも3~5日までは頭をなるべく下げず、就寝時には頭を心臓より高い位置にして寝る様にして下さい。
飲酒・喫煙は手術後1ヶ月程度は控える事をお勧めします。