施術/手術に関するQ&A

ヒップディップフィラー|効果・持続期間・副作用まで詳しく解説

2026-10-20 hit.992




ヒップラインのくぼみが気になる方へ、自然なボディラインを考える選択肢











横や後ろから見たときに、骨盤と太ももの間がくぼんで見える。パンツやタイトな服を着たときに、ヒップラインがなめらかにつながらない。

このような骨盤の下からヒップ外側にかけて見られるくぼみは、一般に「ヒップディップ(Hip Dip)」と呼ばれています。


ヒップディップは、特定の体型にだけ現れるものではありません。


骨盤の形や大腿骨周辺の骨格、脂肪のつき方、筋肉の発達など、さまざまな要素によって自然に生じる身体的特徴のひとつです。

そのため、ヒップディップがあるからといって、必ずしも改善が必要というわけではありません。


一方で、くぼみの目立ち方や理想とするボディラインは人それぞれ異なるため、よりなめらかなヒップラインを希望して施術を検討する方もいます。

その選択肢のひとつが「ヒップディップフィラー」です。


今回は、ヒップディップフィラーの基本的な仕組みから、期待できる変化、持続期間、注入量、回復期間、副作用、施術前に確認しておきたいポイントまで詳しくご紹介します。​












ヒップディップが目立つ主な理由



ヒップディップの見え方には、骨盤や大腿骨周辺の骨格だけでなく、脂肪や筋肉、皮膚・軟部組織の状態などが複合的に関係しています。

骨盤の幅や形は一人ひとり異なり、ウエストから骨盤、ヒップへ続くラインや、ヒップ全体のボリュームにも個人差があります。


そのため、同じ体重や体脂肪率であっても、ヒップディップが目立つ方とそうでない方がいます。

また、トレーニングによって臀部の筋肉を発達させることはできますが、骨格そのものが変わるわけではありません。


そのため、運動だけでは希望するシルエットに近づけにくい場合もあります。

重要なのは、ヒップディップを「欠点」と考える必要はないということです。


もともとの体型の特徴として受け入れることもできますし、ラインを整えたい場合には、運動やフィラーなど複数の方法を比較しながら検討できます。



ヒップディップフィラーの基本的な仕組み



ヒップディップフィラーは、ヒアルロン酸(HA)フィラーを使用し、骨盤と太ももの間にあるくぼみにボリュームを補う施術です。


ヒップ全体を大きくすることだけを目的とするのではなく、くぼみが目立つ部分を補うことで、ウエストから骨盤、ヒップ、太ももへ続くラインをよりなめらかに整えることを目指します。

HERSHE整形外科では、ヒップディップだけを部分的に見るのではなく、骨格や体型、骨盤幅、ヒップボリューム、左右差などを総合的に確認しながらボディラインをデザインすることを重視しています。

同じようにヒップディップが気になる場合でも、くぼみの位置や深さ、範囲、左右差、もともとのヒップボリュームによって、必要なアプローチは異なります。


そのため、施術前にはヒップディップだけでなく、ウエストから太ももまでの全体的なバランスを見ることが大切です。​











ヒップディップフィラーで期待できる変化



ヒップディップフィラーは、くぼんで見える部分にボリュームを補うことで、ボディラインの印象を整える施術です。

実際に期待できる変化は、一人ひとりの骨格や組織の状態、注入部位、施術計画によって異なります。



1. 骨盤からヒップへ続くラインをなめらかに整える

ヒップディップが目立つ部分に適度なボリュームを補うことで、骨盤からヒップへ続く側面のシルエットがよりなめらかに見えることがあります。


2. ウエストから太ももまでのつながりを整える

ヒップラインは、骨盤部分だけで決まるものではありません。

ウエスト、骨盤、ヒップ、太もものそれぞれのボリュームや比率によって、全体の印象が変わります。

ヒップディップフィラーでは、この連続したラインを見ながらデザインすることが大切です。


3. 左右差を考慮した調整

人の骨盤やヒップは、もともと完全な左右対称ではない場合があります。

左右それぞれのくぼみの位置や深さを確認し、必要に応じて注入量を調整することで、全体のバランスを考慮した施術計画を立てることができます。

ただし、ヒップディップフィラーは骨格そのものを変える施術ではありません。


すべての体型を同じようなシルエットにすることもできません。

そのため、施術前には「どの程度の変化を希望しているのか」と「実際にフィラーでどこまで整えられるのか」をすり合わせておくことが重要です。





ヒップディップフィラー・骨盤フィラー・ヒップフィラーの違い



名称が似ているため混同されやすいですが、それぞれ主な対象部位と目的が異なります。


ヒップディップフィラー

骨盤と太ももの間にあるくぼみを補い、ヒップ外側のラインをなめらかにつなげることを目的とします。



骨盤フィラー

骨盤周辺のボリュームを補い、ウエストから骨盤にかけてのシルエットや全体的なボディバランスを考慮する施術です。



ヒップフィラー

ヒップ全体のボリューム不足や、平坦に見える部分に立体感を加えることを目的として計画されます。

これらの施術を必ず同時に行う必要はありません。


悩みの中心が「外側のくぼみ」なのか、「骨盤周辺のボリューム」なのか、「ヒップ全体の立体感」なのかによって、適した施術計画は異なります。​









ヒップディップフィラーの持続期間



施術を検討する際には、仕上がりだけでなく、どの程度持続するのかも気になるポイントです。


HERSHE整形外科では、ヒップディップフィラーの持続期間について、一般的な目安として約1〜2年と案内しています。


ただし、これはすべての方に同じように当てはまる期間ではありません。


実際の持続期間は、使用する製剤の特性や注入量、注入部位、体質、身体の状態などによって異なります。


ヒアルロン酸フィラーは時間の経過とともに徐々に吸収されていくため、施術直後と同じボリュームがそのまま続くわけではありません。

「必ず何年間持つ」と考えるのではなく、あくまで目安として捉えておくことが大切です。​














ヒップディップフィラーの注入量



ヒップディップフィラーについて調べると、「何cc必要なのか」が気になる方も多いでしょう。

しかし、必要な注入量を一律に決めることはできません。

注入量は、主に次のような要素を確認しながら決定します。


  1. ヒップディップの深さと広がり

  2. 骨盤やヒップの骨格と、もともとのボリューム

  3. 左右のヒップディップの形や差

  4. ウエストから太ももまでの全体的な比率

  5. 希望する仕上がりと現実的に期待できる変化


くぼみが広い、または深いからといって、必ず多量のフィラーを注入すればよいわけではありません。

注入する部位や範囲、皮下組織の状態、安全性などを総合的に確認する必要があります。

そのため、必要な注入量や施術の適応については、診察とカウンセリングを通して個別に判断します。



施術時間・麻酔・回復期間の目安



施術を検討する際には、日常生活への影響やスケジュールも確認しておきたいポイントです。

HERSHE整形外科では、一般的な目安として次のように案内しています。



  • 施術時間:約1時間

  • 痛み:軽度を目安として案内

  • 麻酔方法:睡眠麻酔

  • 回復期間:約5〜7日

  • 持続期間:約1〜2年



ただし、これらはあくまで一般的な目安です。

実際の施術時間や痛みの感じ方、回復経過は、注入量や施術範囲、体質などによって異なります。

施術後には、腫れや内出血、圧痛、違和感などがみられることがあります。


また、施術直後は注入部位へ強い圧力をかけないよう注意が必要です。

運動や長時間座る動作などを再開する時期についても、施術範囲や回復状態に合わせて医療スタッフの指示を受けましょう。​













ヒップディップフィラーで考えられる副作用



ヒップディップフィラーは、ボディラインを整えるための医療施術です。

切開を伴わない場合でも、医療行為である以上、副作用や合併症が起こる可能性があります。

施術を決める前に、どのような症状が起こり得るのかを理解しておくことが大切です。


1. 腫れ・内出血

注入による刺激で、一時的に腫れや内出血が現れることがあります。

症状の程度や続く期間には個人差があります。



2. 痛み・圧痛

施術部位に痛みや、触れたときの不快感が出ることがあります。

時間の経過とともに落ち着くことが多いものの、強くなる場合や長引く場合には医療機関へ相談が必要です。



3. 一時的な左右差・凹凸

施術直後は腫れや組織の状態によって、一時的に左右差や表面の凹凸が目立つ場合があります。

時間とともに改善しない、または悪化している場合は、施術を受けた医療機関で確認を受けましょう。



4. 炎症・感染

施術後に炎症や感染が生じる可能性があります。

赤みや熱感が強くなる、痛みが増していく、腫れが続くなど、通常とは異なる変化がみられた場合には、早めに医療機関へ連絡してください。



5. 血管に関連する重篤な合併症

フィラー施術では、頻度は高くないものの、血管に関連した重篤な合併症が生じる可能性があります。

そのため、施術部位の解剖学的構造を理解した医師による診察と、適切な施術計画が重要です。

施術後に突然の強い痛み、皮膚の色調変化、急激な腫れや熱感などが現れた場合には、自己判断で様子を見ず、速やかに施術を受けた医療機関へ相談してください。​











施術前に確認しておきたい4つのポイント



ヒップディップフィラーを検討する際には、「くぼみを埋めたい」という希望だけでなく、ご自身の体型や目的を整理しておくことが大切です。



CHECK 1. 最も気になっている部位

ヒップディップのくぼみそのものが気になるのか、骨盤周辺のボリューム不足が気になるのか、ヒップ全体のボリュームやたるみまで気になっているのかを整理しておきましょう。

悩みの中心によって、検討する施術は異なります。



CHECK 2. 骨格と左右差

骨盤やヒップの形には、一人ひとり違いがあります。

くぼみの深さや位置だけでなく、左右差やウエストから太ももまでの全体的な比率を確認したうえでデザインすることが大切です。



CHECK 3. 希望する仕上がりと施術の限界

フィラーは、軟部組織にボリュームを補う施術です。

骨盤そのものを広げたり、骨格を変えたりすることはできません。

「どの程度なめらかにしたいのか」「どこまでの変化が現実的なのか」をカウンセリングで確認しておきましょう。



CHECK 4. 副作用と術後の過ごし方

腫れや内出血、痛み、感染などの副作用だけでなく、運動を再開できる時期、長時間座る場合の注意点、異常が現れた際の対応方法なども事前に確認しておくと安心です。​








ヒップディップは「くぼみの深さ」だけで判断しないことが大切



ヒップディップは、同じように見えても、その背景にある骨格や脂肪の分布、筋肉のつき方は一人ひとり異なります。

そのため、施術を検討する際には、くぼみだけを部分的に見るのではなく、ウエストから骨盤、ヒップ、太ももまでのつながりを確認することが大切です。


また、フィラーで補えるのは軟部組織のボリュームであり、骨格そのものを変える施術ではありません。

希望するボディラインと実際に期待できる変化の間に差がないかを十分に確認し、安全性や副作用について理解したうえで施術を検討しましょう。


ヒップディップが気になり始めたときは、「どれくらい深いか」だけではなく、「なぜそのラインが目立って見えるのか」を整理することが、自分に合った方法を選ぶための第一歩です。



※施術の適応や効果、持続期間、回復経過には個人差があります。また、フィラー施術には腫れ、内出血、痛み、感染、左右差、凹凸、血管関連の合併症などが生じる可能性があります。施術を検討される際は、医師による診察と十分な説明を受けたうえでご判断ください。​




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